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1億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方~儲けのネタが今すぐ見つかるネットマーケティング手法 滝井 秀典 PHP研究所 2006-03-21 by G-Tools |
アフィリエイトの役に立つかと思って買ってみた本。ただし、この『1億稼ぐ検索キーワードの見つけ方』自体はネットビジネス向けの本で、アフィリエイト向けではない。それどころか、著者は安易にアフィリエイトで儲けようとする姿勢には批判的だ。
「はっきりいえば、アフィリエイトで月収50万円を稼ぐよりも、実業で100万円稼ぐ方がはるかに簡単である。せっかくお客さんを集める能力を持っている人たちが、なぜこんなもったいないことをしているのか、私は不思議でしょうがない」と著者は言っているが、言われてみればその通り。アフィリエイトで月に100万稼げても、1000万稼ぐことはほとんど無理だろう。本業の片手間にアフィリエイトで100万稼げるのならいいが、月100万円レベルのアフィリエイターはアフィリエイトが本業というケースが多いのではないだろうか。
そして著者は、アフィリエイトの本質的な問題点として、「顧客リストがつくれない」ことを挙げる。著者によれば「新規顧客として購入してくれたお客さんは、ある一定の確率で必ず他の商品も買ってくれる」そうで、“枯れない”ビジネスモデルをつくるには、顧客リストが重要だというわけである。
著者のネットマーケティングの手法をごく簡単にいうと、ヤフーやグーグルのキーワード広告で競合相手の少ない、ニッチな高額商品を売れ、ということになる。
しかしそのニッチなキーワードをどうやって探すかというのがポイントで、この本ではそういうキーワードのパターンや、キーワードの探し方などがいろいろ説明されている。ここらへんは、ネットビジネスを始めようとまでは思ってないがアフィリエイトでちょっと小銭を稼ぎたいくらいの人でも、十分役に立つと思う。
なるほどと思ったものをいくつか紹介。
●タウンページ言葉
人がタウンページを開くときというのは、たいていの場合、何かの問題を解決したいとき。よって特定の業種(中古車販売、シロアリ駆除、葬儀屋等)では、かなり効率的に集客ができる。タウンページに掲載されているこうした「職種言葉」が検索エンジンでも売れるキーワード。
●マニアックな趣味言葉
この本で紹介されていたのは剣道や社交ダンスなど。
社会人がある程度お金をかけてやるスポーツ業界、マニアックな趣味業界はインターネットに非常にチャンスの多い、儲かる市場である。本来、このカテゴリーの商売は、告知手段が非常に限られる。通常は趣味に応じた雑誌媒体くらいしか告知のしようがない。
…という状況を、ネットのキーワード広告が変えてしまったわけだ。アフィリエイトにはあまり役立たないかもしれないが、ネットビジネスをやるならこういう分野からとなるのだろう。
■キーワードを探すツール
自分も以前から知っていたものも含めて、この本に出ていたものをいくつか紹介。
・キーワードアドバイスツール
オーバーチュアが提供する月間検索数を調べるツール。この本には載っていなかったが、キーワードアドバイスツールプラスというのもあって、こちらはグーグルやヤフーでの検索結果ページ数もわかり、KEI(キーワード有効指数)も出してくれるので便利。
・Overture – 入札価格チェックツール
キーワード広告の入札価格をチェックできる。いろいろ調べてみるとけっこうおもしろい。
・キーワードランキング
ポータルサイトでは検索されるキーワードのランキングを発表している。自分としては、結果をRSSで配信しているところがお薦め。Gooキーワードランキング、Biglobeサーチ旬感ランキング、@nifty瞬!ワードなど。
自分はネットビジネスを始めるつもりは当面ないが、なかなかおもしろく読めた。どういうものなら売れるだろうかと考えてみたくなる本。
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