2月より参院選.comというブログをやってて、そのブログの延長で参院選の候補者に公開アンケートをやりました。これ、なかなか好評で、ヤフーの参院選特集サイトのトップページからリンクしてもらったりもしました。

アンケートの内容は自然エネルギーとか、環境税とか温暖化と原発とかそういった内容についてで、まー、詳しくはこちらをご覧あれ。で、核燃料再処理工場のことについても質問してるんだけど、その回答結果を見たとある雑誌の編集者の方からメールをもらって、「核保有の検討を容認してる候補者と再処理推進の候補者は重なるんではないか?」とのことでした。

毎日新聞でもボートマッチというのをやってて、そこで候補者に対しアンケートをした結果が見れるようになってます。そのアンケート項目の中に核保有の検討についての質問があって、その結果と比べるとどうもそういう傾向があるのではとのこと。

へー、と思って自分でも確認したところ、再処理推進の人すべてが必ずしも核保有の検討容認ではないけれど、核保有の検討を容認してる人はみな再処理推進でした。もっとも、毎日新聞に比べると、自分のやったアンケートでは未回答の候補者も少なくないので、ちょっとサンプル数は少ないのですが。

あと、再処理反対もしくは慎重の人は、みな核保有の検討も反対でしたね。

というわけで、次の3タイプがあることがわかりました。

  1. 核保有の検討Ok で 再処理Ok
  2. 再処理No で 核保有の検討No
  3. 再処理Ok で 核保有の検討No

3のようなパターンもあるけれど、どうやら核保有と再処理は親和性が高そうだなと。これはどういうことなんだろうと、ちょっと考えてみました。

それで思ったのは、核保有も再処理もハードパワー志向ということ。エイモリー・ロビンズって人がエネルギーについて、ソフトエネルギー/ハードエネルギーという概念を使っていて、そこからソフトパワー/ハードパワーというのを思いついたんだけど、調べてみたら、そもそもそういう概念はすでに提唱されてました。

ソフト・パワー - Wikipedia

ソフト・パワー(Soft Power)とは、国家が軍事力や経済力などの対外的な強制力によらず、その国の有する文化や政治的価値観、政策の魅力などに対する支持や理解、共感を得ることにより、国際社会からの信頼や、発言力を獲得し得る力のことである。対義語はハード・パワー。

これを提唱したのはジョセフ・ナイというアメリカの国際政治学者で、この概念は外交について使われてます。しかし、この概念を延長して、環境問題とかエネルギー政策などにも使えるんじゃないかなと。

つまり、環境問題やエネルギー政策について、巨大科学技術で立ち向かうのがハードパワー的。それに対し、循環とか調和・共生を志向するのがソフトパワー的ってこと。

思いつきをとりあえず言葉に落としてみただけなので、かなりまだあいまいだけど、外交も環境ももっと他の分野も横断するような概念として使えるんじゃないかな。